創生園 セントポーリア・ストレプトカーパス・シンニンギアなどのゲスネリア植物の専門店 兵庫県宝塚市

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「耳より話」  
愛好家の皆様からお聞きした、
とっておきのお話を皆さまにお知らせいたします。
60年に一度の開花と言われ、幻のセントポーリアとうたわれた、原種のゲッツアーナ(s.goetzeana)     開花のお知らせ 2-1 兵庫県フラワーセンターで担当者の廣瀬氏の努力により2006年から3年連続で開花した様子は、「植物園見学記」で既にお知らせした通りですが、埼玉県所沢市のセントポーリア愛好家のO氏宅でも、この5月初めに開花したとの連絡がありました。
2007年2月に当園よりお送りした苗を丹精込めて栽培なさって、1年強でこの快挙となり、その探究心と栽培技術の向上とにエールを送りたいと思います。
植物の育成に長けたO氏でもあり、フラワーセンターの廣瀬氏共々、そのこだわりの栽培方法をお伺いすることが出来ました。
開花のお知らせ 2-2 O氏談:昨年創生園より苗を1株購入後、株分けをして3株としました。その株を、環境の違う3ヶ所に分けて、育成条件を観察しながら育ててみました。

1.1の株は、冷暖房可能な小型のケースの中で置いて見ました。温度は、夏期は25℃以下とし、冬期は5℃から10℃の低温にあわせました。光量は、午前11時位までほぼ直射光線に近い明るさをとっていました。今回この株に5月2日現在開花4個、蕾2個の花が付きました。
2.2の株は、洋蘭栽培温室の棚下のテラリウム内に置いて見ました。温度は、冬期は最低15℃を維持しました。光量は、棚下のやわらかい明るさでした。今回この株には蕾は付きませんでした。

この事から、光量は午前中の日光に当てること、温度は夏期は25℃以下で冬期は10℃以下の低温にあわせることが、開花につながるものと思われます。
開花のお知らせ 2-3 創生園談:小型のケースについてお聞きすると、飲食店などで飲料水を販売するために置かれているガラス張りの、高さ50cm位のものだそうです。中古品販売店で5万円位で購入なさったそうです。
廣瀬氏もおっしゃってましたが、O氏の育成環境条件以外に、写真でも分かる様に開花している株は、基本的に成長点が元気な株でなければ花は付けないので、先ず元気な株作りを目指す事。ゲッツアーナは根が弱い特性なので、用土はセントポーリの基本用土ではなく、山野草用土(例 当園のリフレッシュ用土またはゲスネリア用土)を使うことが望ましい。さらに、鉢は素焼きの駄温鉢の浅鉢を使うことを勧めておられました。
開花のお知らせ 2-4 このような栽培条件は誰にでも真似の出来るものではないでしょうが、諸外国でも開花の報告が少ないこのゲッツアーナを、ここまで探求できる研究心は真似をしても良いのではないでしょうか・・・
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